
「ブートニア」とは、新郎のための花。花嫁が持つウェディングブーケに合わせて、小さい花を新郎の胸にピンで付けます。
海外では新郎だけでなく、新郎新婦の両父親や祖父、グルームズマン、リングベアラー、アッシャーなど、新郎新婦にとって身近で大切な人にもブートニアを贈るのが風習です。

一昔前は、ブートニアというとワイヤーを使って作るという方法が主流でしたが、今ではワイヤーを使わずにウェディングブーケのように小さく束ねるという方法で作るのが人気。
この方法なら初心者の方でも、結婚式前日または2日前に簡単に家で手作りすることが出来ます♪
また新郎の胸に付ける直前まで、ブートニアを少量の水に付けて置くことが出来るので、ファーストミートや挙式ではフレッシュ感たっぷり!
そこで今日は、簡単に手作り出来る「DIY ブートニア」の作り方をお伝えします☺
簡単手作り♡ DIY「ブートニア」の作り方
1.花&グリーンを約15cmの長さで切る。

あまり大きすぎず重くないお花と、それに合うようなグリーンを選んで、長さを15〜20cm前後に切りそろえます。
その時、下の方に付いている花や葉っぱは取り除いておくことが重要です。もし取り除いておかないと、束ねる時に邪魔になり手間がかかってしまいます。
2.花とグリーンを束ねる。
準備が出来たら、自分の好きなお花とグリーンを手で束ねていきます。
裏側は新郎の胸に当たる部分なので、ウェディングブーケのようにオールラウンドにする必要はありません。正面だけ綺麗に見えるように作ればOK!
2〜3種類の小花とグリーンを合わせてもいいですし、1つのボリュームあるお花にグリーンやベリーを合わせても素敵です。
3.フローラルテーブでまとめる。
自分の手の中で花とグリーンを束ねたら、フローラルテープを束ねた中心に巻いて固定させます。
そのとき、テーブを巻下げず一箇所で巻き止めましょう。テープを巻き下げていってしまうと、リボンをつけた時リボンからテープがはみ出てしまうので注意して下さいね!
4.茎をカットする。

テープで束を固定させたら、茎の長さを短くカットします。カットする場所は通常、束ねた場所から指3本位の長さです。
いきなり短く切ってしまうとやり直しが効かなくなってしまうので、必ず長めに一度切り、少しずつ調整していくことがポイントですよ。
5.リボンを付ける。

最後は、テープで巻いた場所にリボンを巻きつけて終わりです!リボンで巻いた後は、必ずコサージュピンを忘れずにリボンにつけておきましょうね。
コサージュピンを忘れてしまうと、せっかく作ったコサージュを胸に付けることが出来なくなってしまいます^^;
6.少量の水に付けて保管する。
結婚式前日や前々日に作る場合は、リボンをつけずにフローラルテープで束ねた状態で、水につけて冷蔵庫または冷暗所で保管します。
リボンをつけた状態で保管しても大丈夫なのですが、どうしてもリボンが濡れてしまう可能性が高いので、リボンは当日に行ったほうが無難です。
水はカップにたっぷり入れず、フローラルテープやリボンに浸らない程度の少量の水にしておきましょう!ただ、必ず全ての茎の切り口が、水にちゃんと浸っているのを確認して下さいね。
